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タイトル 夫婦危機から幸福な夫婦になる方法
作成者 キム・ボムヨン (ip:)
  • 作成日 2021-07-23
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「こころ理論」と「性こころ理論」の根源は人間として幸福に生きることです。この理論に基づき、夫婦として幸福に生きる方法についてお話をしたいと思います。

 

夫婦とは、夫と妻が結合された人間関係です。これを個人の観点から見ると、夫は男性であり、妻は女性です。この男性と女性は人間関係になる以前に一人の人です。

 

したがって夫婦が幸福になるためには、まずは一人の人としての男性と女性が各自幸福にならなければなりません。幸福な夫婦になる前提条件が各個人の幸福であり、その後で男性は夫として女性は妻として夫婦が共に幸福になることがその次です。男性と女性のうち一人でも幸福でない場合は、夫と妻である夫婦の幸福も望めません。

 

では男性と女性が各個人として幸福になるとはどういうことでしょうか。

 

男性の場合は、何かに没頭できる情熱のエネルギーがあるときに幸福を感じ、女性の場合は好きな感情に没頭できるときに幸福を感じます。一般的に男性と女性は特定の対象に没頭できる情熱があるときに幸福を感じます。つまり個人として男性と女性は各自情熱が稼働しているときに幸福になります。

 

この男性と女性が、夫と妻としての役割を担うときは相手に対する責任が加わります。無意識的に何かを与えたい、何かを与えられたい、守りたいと思う気持ちは相手に対する責任から生まれるものだと見ることができます。このように個人としての情熱に相手に対する責任が加わったときにようやく完全な幸福になります。

 

各個人が情熱をもって没頭することは幸福の権利であり、夫婦として相手に対する幸福は責任です。すなわち男性としての権利と女性としての権利をもって、お互い相手に対する責任を果たす存在が夫婦なのです。

 

もちろんこの責任によって大変さを感じることもあります。

 

ほとんどの人が不幸の原因を他のところで探しています。例えば経済的に余裕がないから不幸だと考える人がいますが、お金が多いから幸福なわけでもなければ、お金がないから不幸なわけでもありません。お金は人間の心が幸福を手にするための手段の一つにすぎないからです。

 

人間の心は、個人としての幸福の権利をもって、人間関係の中で責任を果たしているときに幸福になれます。それでまず男性は自分が情熱をもてる方法を研究しなければならず、女性は好きな対象に良い感情で没頭できる方法を研究しなければなりません。そのあとでこの個人の幸福をベースにして、人生を一緒に歩む相手に対する責任を果たすと幸福をつくることができます。

 

この幸福は自分の心の中でのみ作られます。心が男性として夫として幸福を感じ、女性として妻として幸福を感じるのです。決して相手、外部環境、物質によって幸福を感じるのではありません。

 

しかし多くの人が自分が幸福を感じたり、不幸を感じるのは、自分の心ではなく相手、外部環境、物質によって幸福と不幸を感じると考えています。それで相手、外部環境、物質に対する欲求が生まれます。この欲求は自分の情熱がなくなったから、相手や外部が自分に情熱を与えてくれなければならないという意味です。そしてこれがストレスと心の傷を誘発し、葛藤のはじまりであり不幸のはじまりなのです。

 

私たちは葛藤があるときは解決しようとします。葛藤を解決してこそ不幸から脱して幸福になれるからです。それで葛藤を解決しようとして自分の意見を貫いたり、相手と対立したり喧嘩をします。つまり相手と対立して喧嘩をする理由は、相手と幸福になりたいからです。

 

しかし葛藤が解決されずに持続すると夫婦間の会話がなくなります。夫婦間の会話がなくなったということは夫婦危機が発生したことを意味します。すでに夫と妻の間で葛藤の溝は深くなっているので、些細な問題や出来事でも二人の関係は容易に壊れます。

 

このように夫と妻の夫婦関係が壊れると、夫は男性としてだけ生きようとし、妻は女性としてだけ生きようとします。つまり相手への責任は果たさずに、個人の幸福だけを考えるようになるのです。そして自分が不幸な原因は相手にあると確信をもちます。

 

ではこのような危機を防ぎ、解決するためにはどんな努力が必要なのでしょうか。

 

一番目にしなければならないことは不幸の始まりである葛藤を解決しなければなりません。

 

夫婦に葛藤が発生しているときは、先に自分に発生したストレスと傷を治癒しなければなりません。治癒の時期を逃したていたり、治癒方法が分からないと、葛藤が拡大して自己主張が強くなり、対立と喧嘩に発展するようになりますが、このように葛藤が深まるばかりで解決ができない場合は、葛藤を解決するために専門家の助けが必要です。専門家の助けを借りて、本来の夫婦関係に戻らなければなりません。

 

それができない場合は夫婦危機を迎えるようになります。夫婦間の会話がなくなったことはとても大きな危機だということを認識しなければなりません。対立したり喧嘩したりすることは夫婦の幸福を取り戻したいからですが、沈黙するということは相手と回復する必要性を感じていないという意味だからです。

 

このような危機の状態で、些細な問題や出来事が引き金になって夫婦関係が終わると、夫婦関係が破局した原因は相手のせいだ信じるようになります。

 

この過程を知ると、夫婦間で大きな誤解をしていたことが分かります。

 

定年退職をしたり、コロナなどで妻と夫が家で過ごす時間が多くなったときに、皆さんも夫婦関係につてい点検をしてみてください。お互い会話がなく、会話をすることに違和感を感じ、話をする度に対立と喧嘩をするとすれば、夫婦は深刻な危機状態です。

 

ここで、会話をすることと疎通をすることは異なります。例えば「ご飯ですよ」「それ取ってちょうだい」などのような単純な言葉は疎通ですが、自分の考えや意見を話して、相手はどんな考えや意見をもっているのかを話すことは会話です。皆さんは疎通はしているけど、会話はしていないのではないしょうか。現状が点検できてこそ、夫婦危機が分かりそれに対する対処もできるようになります。

 

また会話を始めると常に対立して喧嘩で終わるという夫婦もいます。この場合は二人とも自分の主張を曲げずに喧嘩になるケースと、片方は自分の主張をしているのに、もう片方は抑圧して喧嘩はしていませんが、問題があるケースがあります。このような場合は葛藤解決のために専門家の助けを借りると、危機を克服して幸福な夫婦になれます。


もし対立や喧嘩はしていないけど、ストレスと心の傷が発生している状態なら、各自がストレスと傷を治癒すると葛藤は発生しなくなります。


このように自分が今どの状況に置かれているのかを分析して、正確な対処をすると幸福な夫婦として生きることは難しいことではありません。


皆さんは個人の情熱がなかったり、相手への責任がない人ではありません。すでに自分の情熱をもって相手への責任を果たしながら生きています。この過程でストレスや傷による葛藤、対立や喧嘩が発生して、幸福な夫婦に回復したいと望んでいるのです。各自の権利をもって、相手への責任を果たしながら共に幸福をつくっていくのが夫婦です。一人で自分の権利をもって自分の幸福だけを追求することは誰にでもできることです。相手への責任を果たす必要がないからです。相手への責任を果たすということは、何をしてあげても自分は幸福を感じます。これは犠牲や献身の概念ではなく、責任を果たしながら自分が幸福を感じることです。


私たちは今コロナ禍の中で、厳しい現実を生きています。このような困難の中、夫婦幸福のために今の状況を点検してみてください。すると幸福な夫婦になれる機会がやってきます。どんな状況であれ現状を正確に分析して正確に対処をすると夫婦回復は可能になります。お互い相手のせいにばかりしながら夫婦関係を破局に追い込むことがないことを願います。


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